昔やったスポーツのフィーリングに重ねてみる サッカー編

先日のゴルフフィッティングでのお話しです。

私はフィッティングを始める前に過去のスポーツ経験をお聞きし、その時の感覚をゴルフに生かすように話を進めていきます。

 

今回のお客様は中・高でサッカーをやっていたとのことです。しかもゴールキパーだったそうです。

 

昔は運動をやっていたので体力的には自信があるようです。しかしその割には飛ばないと嘆くKさん。

 

テーマはパワーのフローです。

 

力のある方に多い症状ですがこの方もドライバーを持って飛ばそうとする時、力の出し方に問題がありました。

 

ゴルフフィッティングではまず自分のドライバーで何球か打ってもらいます。

一球目より二球目は飛ばすように、三球目はさらに飛ばすように・・・と自分の考え(イメージ)に基づいてインパクトデータをとりながら打っていきます。そして「今、何%くらいの力加減でしたか?」ということも同時にお聞きします。

 

大体三球目くらいまでは距離を伸ばしていけますが四球目以降それが怪しくなっていきます。力は出しているのに距離が伸びない、ヘッドスピードは上がるのにボール初速が出ない(ミート率が下がる)、フィニッシュでよろける、最後は当たらなくなったりします。

 

力んじゃダメ・・・

(という声がどこかからしそうです)

 

 

前回スイングのどこを見るかでも書きましたが、

 

 

バックスイングのトップから打っちゃだめですよ!

(ダウンスイングに入る初動で力を出したらこうなります)

 

そこでゴールキックをしていることを思い出していただきました。

 

もちろん私はサッカー本格的にやったことありません。

 

30m、50mとだんだん遠くへキックするにはどう力を出していくのかお聞きしました。

 

 

  キック直前から直後にかけての足の振るスピード(力の出す時期)を加速的にしていくこと なのにゴルフではトップから振り降りすときに力を入れてしまう・・・

 

それに気づいていただいた後さらに左サイドにいる選手に左に曲がっていくボールでキックすることをイメージしていただきました。(この動きをイメージしたらトゥが動くようになりました)

 

ゴルフのシャフトを足に見立ててシャフトの中心からちょっと下あたりをコンコンとたたいて振動させそこをキックにおける膝周辺にイメージして打っていただきました。

 

スイングの変化は画像ないのでアップできませんが、お客様にはスマホでやる前とゴールキックイメージでのスイングを動画でとっていただきましたので明確にわかると思います。

 

その方のスイング変化はゴールキック打法で出来上がりました。 このようなイメージで振っていただいたときに自分のタイミングとぴったりするシャフトをチョイスする。

 

こんな手順でクラブを見つけると自分のすべきスイングの方向性とそのスイングをした時振り易いと感じるクラブ両方を手に入れることができます。

 

ゴールキック打法の完成です