ショートパットの入れ方 Part1

ショートパットが外れるとがっかりですよね

 

世界中のゴルファーがドライバーの飛ばし方と双璧でショートパットの入れ方を身につけたいと考えているのではないでしょうか

 

 

今回から二回に分けてショートパットの入れ方の技術的なお話をしてみたいと思います

まずこれをみてください

同じところから打ったショートパットです。今回はフックラインで説明します。

 

どういう風にみえましたか?

 

曲がり方が違う?

強さが違う?

 

ショートパットやる時これ曲がるのかな?まっすぐかな? と悩んだ挙句

実際打ってみると「あっ!切れた」とか「え~曲がらないんだ」とかありませんか?

 

こんな声が世界中のゴルフコースから聞こえてきそうです。

 

 

キャディーさん、これどっち切れる?

 

まっすぐです。真っすぐ強く!

 

!?

 

 

違います

 

 

強く打つから真っすぐなんです!

 

 

強く打てないあなた。こう聞きましょう

 

キャディーさん、これ曲がるとすればどっち?

 

(なんだこのお客さんは?と思いながらも)右には切れないと思うんですけど・・・

 

これで安心して打てるでしょ。

 

 

たぶん外しますけど・・・・

パターがうまくなるためのRAH方式

RAH方式とはR(Read=読む)A(Aim=狙う)H(Hit=打つ)の略です。

 

読んでから狙ってそして打つんです

 

いつもこの手順でパッティングをやるようにしましょう。当たり前のようですが、ちゃんと狙えてないうちに打ってませんか?きちっと読まないで狙ってませんか?まずこの手順を覚えて実行することから始めてください。

 

 

Read 読む

何を読めばいいのでしょうか?

 

①右に曲がるか(スライスライン)左に曲がるか(フックライン)を読む

 

②どのくらい曲がるかを読む

 

どちらでしょうか?

 

②と答えた方が多いと思います。しかし思った通りにならないことが多いでしょう。

 

それは

 

先にタッチを読んでいない

 

からです。まず強さを読んでください。カップを境にカップの手前で止まる強さとカップをオーバーして止まる強さ、この二つを両方読みます。

 

よく半径1mくらいの大きなカップをイメージして打てばよい。ということがパッティングの距離感のレッスンで言われます。

 

しかし、1m手前で止めるタッチと、1mオーバーして止めるタッチとでは雲泥の差があります。(タッチの精度が良ければ手前50cm奥50cm、タッチがまだ未熟なうちは手前2m奥2mでもいいです)

 

手前タッチか奥タッチかどちらかを決めます。(両方ができるようにタッチ練習をしてください)

 

次に決めたタッチで打った時、どのくらい曲がるのかを読みます。

先ほど言った通りです。

強く打つから真っすぐなのです。弱く打てば曲がります。強く打つか弱く打つかを決めないでどのくらい曲がるのかな?と読んでるからはっきりと決まらないのです。

 

Aim 狙う

狙うときにも注意が必要です。

それはターゲットにフェースを向けてから自分が構えるという手順です。

 

これも漠然とやっている方ははっきりと手順を決め守ってください。プロの試合をTVなどでみると必ずその手順を守っていると思います。

 

最近はボールにラインを入れてそれを打ち出しの向きに合わせてそのラインにフェースを合わせているプレイヤーが非常に多いです。非常に多いということはやってみるべきです。

これも練習していけば正確にボールのラインを合わせるとこができるようになるでしょう。

 

Hit 打つ

読んで→狙ったら最後はヒットです。

 

 

今までだとスライスかフックか(方向)を読み、それからフェースを合わせて距離感に注意して狙ったところへヘッドを出すように打っていませんでしたか?

 

 

これじゃダメです!

 

まず、

①タッチを読み

 

 

そのタッチで打ったら

②どの方向からボールがカップに向かうのかをイメージし

 

出玉の方向にフェースを合わせたら

③最初の読んだタッチで打つ

 

ことに集中するのです。

 

方向のことばかり考えて、大切な打つことを忘れてしまうようなパッティングからまずおさらばしましょう。このRAH方式を取り入れてみると自分のパッティング技術が飛躍的に向上すること間違いなしです

 

次回は本題のショートパットの技術について具体的にお話しします。タッチを決めてからラインを決めてタッチで打つ。自信もってそれができるようになります。